製造設備

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一般薬局向けの医薬品（OTC医薬品：over the counter の頭文字でOTC）は、様々な効果の有効成分や添加物が組み合わされて、一つの製品へと作られていきます。
厳格な試験に合格した原料のみが入荷され、製造工程へと進む事ができます。

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入荷された原料は薬の一部になる為に、製造工場内に運ばれていきます。
これらを一つひとつバーコードで管理し、間違いのないよう確認します。更に再度作業員によるチェックが行われ、絶対に間違いのない秤量が行われます。

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秤量した各種原料を混ぜ合わせて均一にします。
この混合工程を経て、製造する全ての製品が、同じ効き目の薬になります。
混合の時点で、各成分がきちんと混ざっているかどうかの品質確認試験を行うことにより、その後の品質もしっかりと確保します。

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混合によって均一化された粉末に水分を含ませて乾燥することで、流動性が良く、服用しやすい顆粒を作ることができます。
この顆粒は、そのまま顆粒剤とすることもありますが、圧縮して錠剤にすることもあります。

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粉末に圧力をかけることによって、一定の形状に成型することができます。
こうしてできた錠剤は服用しやすく、また決められた量を簡単に取り出し、服用することができます。

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打錠工程を経て完成した錠剤は、製剤によっては割れやすい場合があります。
また、光や湿気に不安定な成分もある為、コーティング層や糖衣層を施す事によってこれらの欠点を全て解消することができます。
味の悪い錠剤についても、この工程でほぼ問題はなくなります。

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完成した錠剤を製品化する前に、万が一の異物付着や汚れ、欠け、形状不良などの不良品を、本工程で排除します。
高品質な製品を製造し、お客様に提供する上で、とても重要な工程です。

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洗浄されたビンに乾燥剤を投入後、錠剤を必要量計数して充填します。そして錠剤を割れにくくする緩衝材封入、キャップを締めて製品に至るまで、全て一連のラインで行います。
お客様により快適に服用していただけるよう、キャップを開栓する時の固さも管理しています。

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アルミ製のパウチ包装に錠剤を必要量計数して充填します。
ビンよりも軽く、更に手軽で取り扱いやすい特徴があり、最近は通信販売でも人気の包装形態です。

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ビンにラベルを貼付し、ケースに添付文書と共に封入して完成です。
これらの資材に間違いがないか、またロット番号や使用期限等、印字不良の確認もしっかりと行い、万全を期しています。

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最後に出荷サイズの包装形態にして完成です。
この時、製品の外装や印字に間違いがないか再度確認後、製品となります。

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顆粒剤を一包ずつ小分けにすることにより、服用しやすい包装にします。
決められた量がきちんと分包されていることを一包ずつ重量チェックし、服用いただける皆様に全て同様の品質の製品を提供させていただけるよう気をつけています。

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分包された薬を決められた分包数ずつ、ケースに添付文書と共に封入します。
錠剤と同じように、資材やロット番号、使用期限や印字不良の確認も機械が行い、間違いのない品質の製品が仕上がっていきます。

最後にもう一度重量に問題がないか、また製品の外装や印字に不備がないか確認後、製品となります。

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粉のままでは服用しにくい製剤をカプセルに入れる事により、苦み等の味、のどへの通り易さが格段に上がります。
より服用しやすい薬の形態にし、お客様に提供するのも私たちの役目です。

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カプセルが破損しにくいようにする包装です。
服用する回数に応じて携帯できるので持ち運びに適し、更に軽い為、外出時の服用に便利な包装です。
表側から強く押して裏からカプセルを飛び出させ、服用します。
PTPとは、press through pack の頭文字です。

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湿気等からPTP包装内の薬を守る為、PTP包装を数枚入れた外側にアルミピロｰ包装を施します。
「ピロｰ」とは「枕、クッション」等の意味があり、これらに似た形状であることからピロｰ包装と呼ばれています。

仕上げに添付文書と共にケースに入れ、製品となります。